3 / 20 [金] 公開
全州国際映画祭で2冠!
国内外のインディペンデント映画祭を席巻した話題作が、ついに日本公開。
監督は、短編作品で社会的弱者への繊細な視点が注目され、青龍映画賞ノミネートをはじめ数々の映画祭で受賞歴を持つキム・ジョンウン。本作は、国内外から高い期待を集める新鋭女性監督による待望の長編デビュー作。キャストには、ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『賢い医師生活』のハ・ユンギョン、映画『悪い男』『82年生まれ、キム・ジヨン』のキム・ジョンヨンが名を連ねる。主演のハ・ユンギョンは本作で、第59回百想芸術大賞・最優秀新人賞にノミネートされ、韓国映画界の性平等に貢献した人物として"2022ベクデリアン"にも選出された。彼女が演じるのは、平凡な教師であり、誰かの娘であり、そして被害者でもある女性・ヨンス。痛みと日常が交錯するその姿を丁寧に体現し、静かな熱をもって誠実に映し出した。
家庭内暴力を経験した母と、デジタルタトゥーの被害にあった娘。世代を超えて直面する現実を淡々とすくい上げ、ひとつひとつに輪郭を与えていく。傷は深く、正義は遠い。それでも──もう一度、自分自身を抱きしめ直すために。重たい痛みとともに歩くことを選ぶヨンスの姿が、やがて誰かの心にも、春の光を届けていく物語。
夫を亡くしたギョンアは、介護の仕事をしながら一人暮らしをしている。頼れるのは娘のヨンスだけだが、教師として働く彼女に会う機会は少ない。一方、ヨンスは元恋人のサンヒョンからしつこく付きまとわれ、苦しんでいた。
ある日、ヨンスは突然ギョンアのもとを訪れる。穏やかな週末の中、ギョンアの携帯に知らない番号からメッセージが届く。それは、ヨンスのプライベート動画だった。混乱するギョンアに厳しく責め立てられたヨンスは、ひとりでこの状況に対処しようとするが…。
動画流出をきっかけに表面化した母娘の関係性、そして、現実に向き合う2人の姿を厳しくも丁寧に描く。