この秋、誰も見たことのないインド映画が日本に上陸する。手に汗握るスリルと興奮を呼び起こすアクション描写の斬新さ、激しさの両面で、あの
『ジョン·ウィック』シリーズ(14~)をも凌駕するとてつもない衝撃作、それがエクストリーム·ノンストップ·アクション『KILL超覚醒』である。
舞台となるのは、インド東部ジャールカンド州から首都ニューデリーへの約1200キロのルートを疾走する特急寝台列車。そこに偶然乗り合わせた特殊部隊の最強戦士と、総勢40人の最凶強盗団一族との死闘の行方を、途中停車なし、逃げ場なしという究極のソリッド·シチュエーションとともに映し出す。
迫力と臨場感を徹底的に追求したリアル志向のアクション。圧倒的なスリルと熱量とともに炸裂する怒濤のバイオレンス。主人公の行く手に待ち受ける、予測不能にしてこのうえなく壮絶なストーリー展開。これらすべての要素をリミッター超えの強度で実現させた本作は、第48回トロント国際映画祭ミッドナイト·マッドネス部門でのワールドプレミアを皮切りに、世界各国の映画祭を席巻し、2025年国際インド映画アカデミー賞で5部門を受賞。その熱狂の渦はとどまるところを知らず、『ジョン·ウィック』シリーズのチャド·スタエルスキ監督によるプロデュースでハリウッド·リメイクも決定している。
ラーンチー発ニューデリー行きの特急寝台列車が、40人の武装強盗一族に襲撃された。刀を振りかざし、乗客から根こそぎ金品を奪う一味の強欲なリーダー、ファニは、大富豪タークルとその娘トゥリカに目をつけ、身代金目的の誘拐をもくろむ。しかしこの列車には、トゥリカと永遠の愛を誓い合った対テロ特殊部隊の隊員アムリトも乗り合わせていた。軍隊仕込みの格闘術でトゥリカとその家族を救出したアムリトは、圧倒的に数で勝る敵との全面戦争になだれ込んでいく。やがてノンストップで走り続ける列車内は阿鼻叫喚の地獄と化し、誰にも想像しえない事態へと突き進んでいくのだった …… 。