総合格闘技が隆盛を極めた1990年代後半から2000年代前半。無敵の強さを誇り、"霊長類ヒト科最強"の異名で恐れられたマーク・ケアー。しかし栄光の裏側には、勝利への重圧と依存症にもがき苦しむ男の真実があった。A24が新たに放つ映画『スマッシング・マシーン』は、そんなケアーの知られざる挫折と再生に迫る魂の物語である。
〈最強の男〉が敗北の果てに踏み出す魂の一歩。その軌跡に、世界は"本当の強さ"を知ることになる----。
1997年の総合格闘技デビュー以降、無敗のまま頂点へと駆け上がったマーク・ケアー(ドウェイン・ジョンソン)。UFCでの連覇を経て、 日本のPRIDEでも快進撃を見せると“霊長類ヒト科最強の男”の異名で恐れられる存在となる。しかし勝利を重ねるほどに、その重圧は彼の心を静かに浸食。同棲する恋人ドーン(エミリー・ブラント)との関係も次第に悪化していき、鎮痛剤への依存を深めていく。やがて初めての敗北を喫した“最強の男”は、ついに自らの弱さに向き合い、人生の再起をかけもう一度リングに挑むことを決意する―。