ワン・イーボー×ジョウ・シュン共演で話題を呼んだ短編映画『銀幕の友』の監督としても知られ、内モンゴル出身の映画監督・脚本家。
繊細なリアリズムと深い“東洋的憂愁(イースト・ノスタルジック)”の気配で高く評価されており、代表作『八月』では、
克制された映像と淡い光の中に1990年代北方の小都市に生きる青春と別離を静かに描き出した。
同作は第67回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門で最優秀作品賞を受賞。
チャン・ダーレイ監督から喜びのコメント
「日本の皆さま、こんにちは。中国の映画監督・張大磊(チャン・ダーリィ)です。
2016年、私の初監督作『八月』が東京国際映画祭に出品され、それが私にとって初めての日本訪問でした。大学時代から日本映画が大好きで、小津安二郎、成瀬巳喜男、北野武といった監督たちに多大な影響を受けてきました。
今回、再び自分の作品を日本に届けることができ、とても嬉しく思っています。どうか皆さんに楽しんでいただければ幸いです。
また、「現代中国映画祭」がますます発展し、より多くの中国の若手監督が日本の観客と出会い、そして日本の新しい才能や若い映画作家たちも中国に紹介され、互いに刺激し合えることを心から願っています。」
チャン・ダーレイ監督特集を含む「現代中国映画祭2025」の詳細ラインナップは、11月中旬に発表予定。ぜひご期待ください。