上映作品

美と殺戮のすべてALL THE BEAUTY AND THE BLOODSHED

  • ヴェネツィア国際映画祭最高賞(金獅子賞)受賞

写真家ナン・ゴールディン、
彼女はなぜ戦わなければならなかったのか
未来を生きるために、
今我々が知るべき彼女の人生がここに記されている

「シチズンフォー スノーデンの暴露」で第87回アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したローラ・ポイトラス監督が、写真家ナン・ゴールディンの人生とキャリア、そして彼女が医療用麻薬オピオイド蔓延の責任を追及する活動を追ったドキュメンタリー。

ゴールディンは姉の死をきっかけに10代から写真家の道を歩み始め、自分自身や家族、友人のポートレートや、薬物、セクシュアリティなど時代性を反映した作品を生み出してきた。手術時にオピオイド系の鎮痛剤オキシコンチンを投与されて中毒となり生死の境をさまよった彼女は、2017年に支援団体P.A.I.N.を創設。オキシコンチンを販売する製薬会社パーデュー・ファーマ社とそのオーナーである大富豪サックラー家、そしてサックラー家から多額の寄付を受けた芸術界の責任を追及するが......。

監督・製作
:ローラ・ポイトラス『シチズンフォー スノーデンの暴露』