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3代続いていた農場を自分の代で終わらせられない。民事裁判所の判事から与えられた猶予はたったの2か月。まさに背水の陣。ここまで追いつめられて俄然力を発揮する人とそのまま沈んでしまう人がいる。人生の転機はほんのささいな偶然とひらめきから生まれるもの。潰れかけている農場の納屋を改装してそこにキャバレーを作ろうと奔走し、反対する人たちを納得させ、パフォーマーを集め、喧嘩を制裁して華やかなショーを演出する、そんなフランスの田舎であった実話をもとにしたこの作品は、笑いあり涙ありの娯楽映画である。
<STORY>
フランス中南部の農場。農場主のダヴィットは地方裁判所の判事の元へ出頭する。差し押さえを何とか2か月待ってもらったものの、成すすべもなく途方に暮れたその街からの帰り道、道端に明るく輝くネオンサインを見つける。『キャバレー』だった。虫が明るい所に引き寄せられるように店内に入っていくダヴィット。そこで思いもかけないことを思いつく。農場の"納屋"をキャバレーにしてお客さんを呼べば一石二鳥ではないか!
それから前代未聞の"農場キャバレー"作りが始まった・・・。