時は1959年、舞台はフィラデルフィアのとある寂れたジャズクラブ。
これから観客の面前で繰り広げられるのは、
死を4ヶ月後に控えたビリー・ホリデイによる最後のパフォーマンスである。
本作は、10曲を超える楽曲の数々に、辛辣で時にユーモラスな回想を交えながら、
歌姫の姿とその音楽的世界観を魅力的に描き出していく。
ニューオーリンズのカフェ・ブラジルで有観客上演された舞台を収録した
「レディ・デイ・アット・エマーソンズ・バー&グリル」。
6度のトニー賞に輝くオードラ・マクドナルドがジャズ界の伝説的な歌姫に扮し、
歴史に残るパワフルなパフォーマンスを披露する。