上映作品

気狂いピエロ【2Kレストア版】PIERROT LE FOU

110分 フランス

パリで金持ちの妻との生活に辟易している男。偶然ベビーシッターにやって来たかつての恋人。ところがある日彼女が姿を消してしまう...。

フェルディナンは、金持ちの妻との生活に退屈し、逃げ出したい衝動に駆られていた。ある夜、夫婦がパーティに出かけるため、幼い娘のベビーシッターがやって来る。彼女はなんと、かつての恋人マリアンヌだった。パーティを抜け出し、1人で帰宅したフェルディナンは、彼女を車で送り、そのまま一夜を共にする。翌朝目覚めると、彼女の部屋に、首に鋏を突き立てられた男の死体が。驚く彼とは裏腹に、平然と朝食を作り歌うマリアンヌ。フェルディナンは、訳は後で話すという彼女と一緒に、着の身着のままでパリを後にし、マリアンヌの兄がいる南仏へ向かうが...。

『気狂いピエロ』は、35歳のゴダールが、長編10作目で生み出したヌーヴェル・ヴァーグの最高傑作。自由!挑発!疾走!目くるめく引用と色彩の氾濫、そして饒舌なポエジーと息苦しいほどのロマンチスム。『勝手にしやがれ』以来の盟友である撮影のラウル・クタール、ゴダールのミューズでありながらゴダールと離婚したばかりのアンナ・カリーナ、『勝手にしやがれ』で大スターになりこの映画でゴダールと決別することになるベルモンド。各自がキャリアの臨界点で燃焼しつくした奇跡的作品。
ところが、公開当時のマスターポジは消失、インターネガも劣化のため 1990 年に廃棄されていました。今回上映するのは、撮影ネガをデジタル化して新たなマスターネガを作成、サウンドの磁気素材も紛失していたので、当時のプリントから新たな音ネガを復元、鮮やかな色と音を可能な限り蘇らせた2007年2Kレストア版です。

監督・脚本
:ジャン=リュック・ゴダール
出演
:ジャン=ポール・ベルモンド、アンナ・カリーナ、サミュエル・フラー、ジャン=ピエール・レオー


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