上映作品

リトル・ガールPetite fille

85分 フランス

  • 2020年・第33回東京国際映画祭「ユース」部門上映作品
  • 2020ベルリン国際映画祭正式出品

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“女の子”と認めてもらえない7歳のサシャと、子どもの幸せと自由を守りたいと願う母。一つの家族の“ゆずれない闘い”を映した心震えるドキュメンタリー。

トランスジェンダーのアイデンティティは、肉体が成長する思春期ではなく幼少期で自覚されることについて取材を始めたリフシッツ監督は、サシャの母親カリーヌに出会った。長年、彼女は自分たちを救ってくれる人を探し続けて疲弊していたが、ある小児精神科医との出会いによって、それまでの不安や罪悪感から解き放たれる。そして、他の同じ年代の子どもと同様にサシャが送るべき幸せな子供時代を過ごせるよう、女性として認めるように小学校へ働きかける。まだ幼く自分の身を守る術を持たないサシャに対するカリーヌと家族の献身、言葉少なに訴えるサシャ本人の真っ直ぐな瞳と強い意志が観る者の心を震わせる。

監督であるセバスチャン・リフシッツは世界の周縁で生きる人々に光をあてた作品を撮り続け、カンヌで4回、ベルリンで4回にわたって正式出品を果たし、世界中の映画祭で高く評価されている。本作『リトル・ガール』も2020年ベルリン国際映画祭で上映後、様々な映画賞を獲得し続けている。また、劇場の封鎖されたフランスでは、同年12月にTV局ARTEにて放送。視聴者数1,375,000人、その年のドキュメンタリーとしては最高視聴率(5.7%)を獲得。オンラインでは28万回以上の再生数を記録し、大きな反響を呼んだ。ドキュメンタリストとして確かな地位を築いたリフシッツ監督が洞察に満ちた繊細なカメラで、家族の喜びの瞬間、直面する多くの課題を捉えた、幼少期の"性別の揺らぎ"に対する認知と受容を喚起する貴重なドキュメンタリー。

監督
:セバスチャン・リフシッツ


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