© 松竹
十代目松本幸四郎襲名披露公演が早くもシネマ歌舞伎化!
今回は大阪松竹座「七月大歌舞伎」で上演された『女殺油地獄』がシネマ歌舞伎として新たに生まれ変わりました。
まさに、シネマ歌舞伎における"新・幸四郎 襲名披露作品"として満を持して全国の映画館に登場します!
松竹撮影所の監督・スタッフによる洗練されたカット割りで描き出される"新たな「女殺油地獄」"!
松竹撮影所で活躍する現役の監督やスタッフを多数迎え、公演本番時の撮影のみではなく舞台稽古や舞台上に上がっての撮影も実施!
あらゆる角度から撮影した膨大な素材から選び抜かれたカットを使用し、『女殺油地獄』の世界をより深く、より鮮やかに描き出します。
《ものがたり》
油屋の次男与兵衛は、放蕩三昧で喧嘩沙汰を起こしてばかり。
借金のため、親からも金を巻き上げようとし、継父や妹にまで手をあげる始末。
見かねた母が勘当を迫ると与兵衛は家を飛び出してしまう。あてもなく彷徨う与兵衛が向かったのは同業の油屋女房お吉のもとだった。
時を告げる鐘の音が響いたその時、心にとりついた一瞬の闇が与兵衛をある行動へと駆り立てる――。