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お知らせ2023 / 10 / 20 [金]ヒューマントラストシネマ渋谷

12/8~21開催「カンヌ 監督週間 in Tokio」ラインナップ発表!

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オープニングは衝撃の実話を元にしたセドリック・カーン監督『ゴールドマン裁判』
韓国の至宝、ホン・サンス監督 『In Our Day』など世界から選りすぐった16作品を上映
特別上映は『ゆれる』、西川美和監督&オダギリジョーによるトークショーも決定!

世界中から選りすぐった珠玉の全 16 作品が渋谷に集結!

オープニングを飾るのは、フランスの実力派監督セドリック・カーン作で、70 年代に起きた実際の事件に基づく息をのむ裁判劇『The Goldman Case/ゴールドマン裁判』。現在、本作はフランスで観客動員数 30 万人を超え大ヒット中です。

その他のラインナップも充実しており、日本でもおなじみの韓国の至宝、ホン・サンス監督の記念すべき 30本目の長編作品となる『In Our Day』、ドキュメンタリー出身のイリヤ・ポヴォロトスキ監督のフィクション第1作目となるロードムービー『Grace』、監督週間部門作品を対象とするベスト・ヨーロッパ映画賞を受賞し、エレナ・マルティン・ヒメノ監督が主演も兼ねている『Creatura』、2023 年に最も注目されたアジアの新人監督ファム・ティエン・アンの長編1作目となりカンヌの「新人監督賞」であるカメラドールを受賞した『Inside the Yellow Cocoon Shell/黄色い繭の殻の中』と各国から多彩な作品が集結。

さらに、カンヌが注目する新進気鋭の平井敦士監督による『ゆ』(※『ゆ』は、2023/10/4-15 開催「モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭 2023」短編部門でグランプリを受賞)と 『フレネルの光』、「サン・セバスティアン国際映画祭」に正式出品された深田隆之監督『ナナメのろうか』といった日本人監督による短編映画も 3 本立てで上映。

また、2006 年のカンヌ監督週間に出品され、人間心理の得体の知れなさに迫る西川美和監督の名を世界に知らしめた
『ゆれる』の上映と西川美和監督と主演のオダギリジョーによるトークショーも決定しました!

上映作品リスト

『The Goldman Case/ゴールドマン裁判』★オープニング作品(監督:セドリック・カーン)
『Inside the Yellow Cocoon Shell/黄色い繭の殻の中』(監督:PHAM Thien An 製作:スペイン・フランス・シンガポール・ヴェトナム)
『Creatura』(監督:Elena Martin Gimeno 製作:スペイン)
『Riddle of fire』(監督:Weston Razooli 製作:アメリカ)
『Grace』(監督:Ilya Povolotsky 製作:ロシア)
『The Sweet East』(監督:Sean Price Williams 製作:アメリカ)
『Agra』(監督:Kanu Behl 製作:フランス・インド)
『The Other Laurens』(監督:Claude Schmitz 製作:ベルギー・フランス・ルクセンブルク)
『Mambar Pierrette』(監督:Rosine Mbakam 製作:ベルギー・カメルーン)
『In Our Day』(監督:ホン・サンス 製作:韓国)
『In Flames』(監督:Zarrar Kahn 製作:カナダ・パキスタン)
『The feeling that the time for doing something has passed』(監督:Joanna Arnow 製作:アメリカ)
『ゆ』(短編)(監督:平井敦士 製作:フランス)
『フレネルの光』(短編)(監督:平井敦士 製作:フランス・日本)
『ナナメのろうか』(短編)(監督:深田隆之 製作:日本)
『ゆれる』 ★特別上映(監督:西川美和 製作:日本)

※各作品の上映日時は決定次第、発表を予定しています。

カンヌ「監督週間」について

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「カンヌ国際映画祭」は世界三大映画祭の中でも突出した知名度と国際的に高い評価を誇る映画祭です。その中でも将来有望の片鱗を見せる優れた映像作品を1968年より上映し続けてきた「監督週間(Quinzaine des Cinéastes/ Directors' Fortnight)」。フランスの監督協会が運営している「監督週間」は、作家性を持つ監督が世界に出てゆく登竜門的な存在であり、また最も特異で前衛性のある、幅広いタイプの作品を紹介することを目的としています。
過去には、ソフィア・コッポラ、スパイク・リー、アトム・エゴヤン、ジム・ジャームッシュ、ケン・ローチ、クエンティン・タランティーノ、グザヴィエ・ドラン、日本からは大島渚、北野武、黒沢清、三池崇史、諏訪敦彦、河瀬直美、西川美和といった今日の映画界を牽引する監督たちがこの「監督週間」から大きく飛び立っていきました。

「カンヌ 監督週間 in Tokio」概要

【日 程】 2023年12月8日(金)〜21日(木) 〈2週間限定〉

【会 場】 ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区渋谷 1-23-16 ココチビル 7・8F)

【主 催】 監督週間(Quinzaine des Cinéastes/ Directors' Fortnight)
【特別協力】 AKIRA H
【協 力】 CINEFRANCE STUDIOS /ユニフランス/ELLE/日本映像翻訳アカデミー(JVTA)/アテネ・フランセ文化事業株式会社
【助 成】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本