近日上映作品

夏のホラー秘宝まつり2022

8 / 12 [金] 公開

『夏のホラー秘宝まつり2022』今年も開催!

【ホラー秘宝】は、ホラー映画の人気レーベル。2014 年から、ホラー映画未開の地・キネカ大森にて映画祭「ホラー秘宝まつり」の開催がスタート、多くのホラーファンから【観客参加型のホラー映画祭】として応援していただき、毎年動員が増え続けております。そして、2022年夏、9回目を迎える『夏のホラー秘宝まつり2022』を開催いたします!
さらに、東京では目玉作品となる『野獣死すべし』をヒューマントラストシネマ渋谷で単独上映することが決定!渋谷での上映は、映画祭初の試みです!

■キネカ大森 開催期間:8/12(金)~9/1(木)
【上映作品】
<ルチオ・フルチ監督>
『ビヨンド 《4Kレストア版上映》』『地獄の門 《4Kレストア版上映》』『墓地裏の家 《4Kレストア版上映》』『ルチオ・フルチのザ・サイキック』『マンハッタン・ベイビー』『ルチオ・フルチのマーダロック』『サンゲリア2』
<マリオ・バーヴァ監督>
『血ぬられた墓標』『モデル連続殺人!』『呪いの館』『白い肌に狂う鞭』『血みどろの入江』『ブラック・サバス 恐怖!三つの顔』
<名作・傑作ホラー>
『バスケットケース』『悪魔の墓場』『ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖』『ファニーゲーム』『四匹の蠅』『宇宙からのツタンカーメン』

■ヒューマントラストシネマ渋谷 開催期間:8/12(金)~8/25(木)
【上映作品】
『野獣死すべし』 ※日本初上映

【特別料金】
一般・大学・専門生1,500円/高校生以下1,000円/シニア1,200円
※各種割引、サービスデー適用。
【株主優待券の使用につきまして】
※ヒューマントラストシネマ渋谷『野獣死すべし』の上映では、8/12(金)~8/14(日)はご利用いただけません。
※キネカ大森の上映では、8/13(土)『墓地裏の家 《4Kレストア版上映》』、8/20(土)『バスケットケース』はトークイベント付き上映のためご利用いただけません。


【ヒューマントラストシネマ渋谷 上映作品】

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『野獣死すべし』 日本初上映!!

『サンゲリア』で大成功を収めたルチオ・フルチが手掛けたギャング映画。密輸組織が暗躍するナポリの港町で、麻薬組織に因縁を持つ密輸業者の男が復讐のため立ち向かう姿を描く。新旧犯罪組織の対抗という図式ながら、ルチオ・フルチ特有の人体破壊描写も光る快作。フルチ自身もカメオ出演している。密輸組織の拠点である港町。縄張りの拡大を目論む麻薬組織に兄を殺された密輸業者の男が復讐のため、彼らに接近。密輸組織内部に潜む裏切り者が幹部暗殺の手引きをしていたことが発覚し、やがて事態は組織全体を巻き込んだ大がかりな抗争へと発展していく...。

監督:ルチオ・フルチ
脚本:エットレ・サンゾ、ジャンニ・デ・キアラ、ルチオ・フルチ、ジョルジオ・マリウッツォ
出演:ファビオ・テスティ、マルセル・ボズフィ、イヴァナ・モンティ
1980年/イタリア/98分

高橋ヨシキさん推薦コメント

ナポリの密輸マフィア対フランスの麻薬ギャングの、文字通り血で血を洗う抗争を描いたルチオ・フルチ版『仁義なき戦い』とでもいうべき作品である。もちろん、フルチのトレードマークともいえる残酷描写も大盤振る舞い。物語が進むにつれて残虐度がどんどんと増していく、血まみれローラーコースター・ライドとしての側面もある。一方、謀略と裏切り、怒りと愛と復讐が交錯する物語は堂々たるマフィア映画の風合いを感じさせる。実際にナポリの密輸マフィアが製作に協力したことで醸し出される異様な迫力も特筆に値する。冒頭を飾る、圧巻のボート・チェイスに登場する高速ボートは密輸団が使っている本物なのだそうだ。愛するナポリをフランスのギャングに蹂躙されてたまるかと、引退した老マフィアが次々と立ち上がるクライマックスは本当に熱い!魂を揺さぶるフルチ一世一代のギャング映画を見逃すな!

■高橋ヨシキプロフィール
1969年東京生まれ。映画評論家、アートディレクター、サタニスト。長編初監督作品『激怒』8月26日より新宿武蔵野館、テアトル梅田、横浜シネマ・ジャック&ベティほか全国順次ロードショー!