上映中作品

歎異抄をひらく

97分 日本

古典の名著「歎異抄」が、今の私たちに教えてくれるものは何か。
大ヒットアニメ「なぜ生きる」シリーズ、待望の第2弾!

「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」という一文で知られる、古典文学の名著『歎異抄(たんにしょう)』。司馬遼太郎や遠藤周作、西田幾多郎など著名な文化人や哲学者らの愛読書として知られ、現代にいたるまで読みつがれる永遠のベストセラーである『歎異抄』の著者と言われる唯円が、親鸞聖人と出会い、仲間たちと共に迷い悩みながら成長する姿を描くのが本作「歎異抄をひらく」である。大ヒットアニメ「なぜ生きる」シリーズ第2弾となる本作では、「なぜ生きる」で提示された「無常なこの世をどう生きるべきか?」の答えが描かれる。
大災害や不条理な事件が頻発し、格差が広がる現代社会。親鸞聖人の「この世は、人の力ではどうにもならんことばかり」という言葉が、800年という時空を超えて私たちの心に痛切に突き刺さる"いま"だからこそ、すべての人に見てほしい歴史アニメが誕生した。

鎌倉時代、1200年代初め。貧しい農家に生まれながら優れた記憶力をもつ平次郎は、ある日、親鸞聖人とその弟子だちと運命的な出会いをはたす。文字も読めなかった平次郎だが、家族の協力を得て親鸞聖人の言葉に多くを学び、成長していく。
やがて京に戻った親鸞聖人を追って幼なじみの新太とともに故郷を離れた平次郎は、「唯円」という名を授かり、さまざまな境遇の仲間たちとともに親鸞聖人のもとで仏教を学ぶ。そんな中、かつての友人と再会し、彼らのつらく苦しい状況を知らされながら、なにも出来ない自分への無力感にとらわれ苦悩する唯円。
なぜ、善人よりも悪人が救われるのか?人は、なぜ生きるのか?
「すべての人間が悪人であり、救われるために条件はない」という親鸞聖人の言葉の真意が、解き明かされていく――。

監督
:大野和寿
声の出演
:石坂浩二、増田俊樹、細谷佳正、本泉莉奈、市来光弘